「CEO 2019」参戦レポート(輝Rock / シオロジカ)

COMP公式プロゲーマーの「輝Rock」と「シオロジカ」です。

6月28日 ~ 30日にアメリカ フロリダ州 デイトナビーチで行われた格闘ゲームイベント「CEO 2019」*1(以下、CEO)で開催されたDEAD OR ALIVE 6(以下、DOA6)部門に出場してきましたので、今回もイベントを振り返りつつレポートをお届けしたいと思います。

CEOは2019年を通して行われるDOA6の世界大会「DEAD OR ALIVE 6 World Championship」(以下、DOA6WC)の中でも、通常より獲得ポイントが多い”フェイタルマッチ”に認定されている大会です。

また、フェイタルマッチ認定大会はポイントや賞金額が大きいだけでなく、優勝した選手は11月に開催されるグランドファイナル大会への出場が確定となります。


*1 CEO 2019

CEOは開催時期やその規模からEVO前哨戦としても捉えられている、アメリカでも上位の参加者数を誇る格闘ゲーム大会の一つ。


■大会前日

会場の様子

会場の様子 その2


CEO自体は金曜日の6/28からスタートしていましたが、DOA6部門は29日・30日の2日間でしたので、28日は会場内の予選が行われる会場で主にアメリカ勢と対戦プレイをして過ごしました。

DOAは前作アメリカ勢が非常に強かったのですがDOA6ではアメリカの多くのプレイヤーと対戦する機会は初めてでしたので新鮮でした。

特にアメリカのトップ選手は複数のキャラクターを使用する選手が多く、メインキャラクター以外と対戦して気軽に楽しみながら対戦して交流しました。

「XCaliburBladez」選手とカジュアルマッチをする輝Rock


■当日(予選~TOP24)

29日から始まったプール予選。

DOA部門は初日はTOP24までを決め、TOP24~は二日目の30日に行うスケジュールの為、プールは順調に勝ち進めば3試合で終了となります。


輝Rock:

私の予選プールは、特に知っているプレイヤーの名前がなかったのですが、アメリカには無名でも強い選手がいたりするので気は抜けませんでした。しかし、実際始まってみるとそれは杞憂に終わり、無事にプール抜けし翌日のTOP24へとウィナーズで進出しました。


シオロジカ:

私は2回戦目に強豪のZakkuRye選手と当たる可能性が高いので日本を発つ前から彼の動画を見て動きを調べてました。

シオロジカ対ZakkuRye選手との試合は予選プールであるにもかかわらず多くのプレイヤーが見守っていました


「ZakkuRye」選手 VS シオロジカ

画像&動画提供元:Youtube:ZakkuRye


読み合いが強い系のプレイヤーだったのであまり弱気に攻めると危ないと思っていたのですが、試合ではそれを逆手に取られて打撃をことごとくホールドで取られてしまい、1-1の状態で最終試合、ラウンドはフルセットの2-2でファイナルラウンドを迎えましたが、ここで残り体力2割近くまで追い詰められてしまいました。

しかしギリギリでブレイクブローが決まり、逆転することが出来ました。今自分で見返してもよく勝てたなと思います...


続く3回戦目は、追加されたばかりの新キャラである舞使いの方でしたが、前作のDOA5で舞を使っていたこともあり、2試合連取でウィナーズのままTOP24に入ることが出来ました。


TOP24をウィナーズ側で抜けた8名は私達以外の6名ともアメリカの強豪プレイヤーとなりました。

輝Rockの初戦は既にDOA6WCの大会で優勝も経験している「XCaliburBladez」選手、

シオロジカの初戦は2018年EVOで優勝した「Rikuto」選手となりました。


■TOP24~

翌日、TOP24の試合が会場のメインステージで配信されました。

TOP24~の試合の様子はこちら(CEOGaming

画像&動画提供元:Twitch:CEOgaming


シオロジカ VS 「Rikuto」選手


シオロジカ:

Rikuto選手はバイマンを使う古豪のプレイヤーです。

前回のTaipeiMajorでも2日目はバイマンを使うプレイヤーでしたので、前回と同じ様に落ち着いて試合を進めようと思ってました。

ここで勝てばTOP8に入ることができて次から3先になり、まだ2先だったので相手のペースに巻き込まれないように通したくない択は潰すように動いた結果、上手くいって2試合連取することが出来ました。


「XCaliburBladez」選手 VS 輝Rock


輝Rock:

私は「XCaliburBladez」選手との試合です。彼は直近だとフランスで開催された「The MIXUP」という大会で優勝しており、数々の好成績を残すアメリカのトッププレイヤーです。これまでも大会で戦ったことはあるのですが、ほとんどの試合で負けているので、今回の大会でも警戒している選手のうちの一人でした。しかし、いくつか準備はしてきたつもりだったのですがあまり良いところを出せずに0-2で敗北。2試合先取という短期決戦での勝利経験はあったので、もう少し食らいつきたかったところですが、上手く相手に先行されてそのまま押し切られてしまいました。無念です。

「Blackberry」選手VS輝Rock


その後、ルーザーズで「Blackberry」選手との試合で、勝ったほうがギリギリTOP8へ進出という場面。彼はNiCOメインの選手で、NiCO戦はシオロジカとの経験があったので自信はあったのですが試合を先取されてしまいます。あとがなくなったものの、相手の特徴をつかめていたこととキャラ的に自信もあったので徐々に対応する場面が増えて自分のペースに持ち込めるようになり、そこから巻き返して勝利できました。


■TOP8~


ここからはTOP8の試合となり、3試合先取となります。

シオロジカはウィナーズ、輝Rockはルーザーズで残りましたのでここからが正念場です。

TOP8に残った選手は、TOP24にウィナーズで進出した8人の選手がそのままウィナーズとルーザーズに分かれて残る形となりました。


シオロジカ VS「H0oDLeSs」選手

シオロジカ VS 「H0oDLeSs」選手

画像&動画提供元:Twitch:CEOgaming


シオロジカ:

私の次の相手はリグ使いの「H0oDLeSs」選手。

先ほどと同じく古豪のプレイヤーで前作からリグという足技主体の技を持つキャラクターのみを使用する選手です。

かなり落ち着いたプレイをするのが特徴で日本人と戦い方が似ています。

試合の序盤から私が使うNiCOの溜め技を何度か使った時に、全て見てからホールドをして、ダメージの大きな確定反撃を決めてきました。

NiCO対策をきっちり準備した上で冷静に反撃されてしまったこともあり、手こずりつつも試合はかなりもつれる展開になりました。お互いに2試合ずつ勝利し2-2となった最終戦、強気にダブルアップを何度か試みた場面もあったのですが、ここでも全て冷静に反撃され綺麗な試合をされて負けてしまいました。

清々しい気持ちになるほど綺麗にやられました。本当に良いプレイヤーですね。


輝Rock VS 「Mr_Kwiggle」選手

画像&動画提供元:Twitch:CEOgaming

輝Rock:

「Mr_Kwiggle」選手とのルーザーズTOP8。彼も優勝候補と目されるプレイヤーのうちの1人で、アメリカの注目選手です。

彼が今回使ったクリスティは、キャラ的にはそこそこ対戦経験があるため自信はあったのですが、こちらが対応するのを見越した上で上手くタイミングや予想を外すような攻撃をしてきたので相手のペースを止めることができずストレート負け。途中、後悔の無いように思い切って動こうと思って考えを切り替えようとしたのですが時すでに遅しでした。

今思うと、その前の「XCaliburBladez」選手との試合も含めて、事前に私に対する対策がされていた感がかなりあったのですが、とはいえ大きな大会で強豪プレイヤーとの試合で緊張が顕著に現れてしまい上手く考えを巡らせていなかったので、自分の戦い方の手札を増やすことを目指していこうと感じました。

ここで私のCEOは終了したので、続くシオロジカの試合を応援しながら見守ることにしました。




シオロジカ VS 「Mr_Kwiggle」選手

画像&動画提供元:Twitch:CEOgaming


シオロジカ:

自分のルーザーズの相手も輝さんを倒した「Mr Kwiggle」選手になりました。

直前に試合を見たばかりでしたが、経験がないような動きをいくつも使っていて、これといった作戦は思いつかず、日本のクリスティ使いのプレイヤーと戦った経験で基本的な対策をしっかりするしかありませんでした。

実際試合が始まってからも、これまで受けたことのないような連携や攻め方で押されて守ることに精一杯でした。

試合の最後の方はガードを固めるしかない状況に追い詰められて固まったところを更に攻めで崩されて終了。私も0-3で完敗でした。


その後、ルーザーズでもハイレベルな試合が進み、グランドファイナルに進んだのは

[W]XCaliburBladez選手 対 [L]H0oDLeSs選手

決勝ではXCaliburBladez選手が慎重なプレイを得意とするH0oDLeSs選手に対して、中距離から強力な技を押し付けるという戦いで終始優勢に進め、3-1でXCaliburBladez選手が勝利し優勝となりました。

優勝したXCaliburBladez選手(写真左)と準優勝のH0oDLeSs選手(写真右)


■大会を終えて

今回の大会の内容を振り返ると、アメリカのTOP勢は日本よりもレベルの高い次元にいると感じました。

「XCaliburBladez」選手はDOA6WCのグランドファイナルへの切符も獲得し、私達がグランドファイナル大会へ出場できたとしても避けて通れない相手となるので、今後はもっともっと強くならなければいけません。

次は7/20にイギリス・バーミンガムで開催される「VSFighting 2019」に出場予定ですので応援の程宜しくお願いします!

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